Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報含むクレカ審査資料を紛失 - 中国電力

中国電力は、同社カスタマーセンターにおいて、クレジットカードの審査に用いる顧客情報が所在不明となっていることを明らかにした。

同社によれば、顧客が電気料金の支払いに使用するクレジットカード情報を変更した際、内容の審査に使用する資料の所在がわからなくなっているという。

4月13日に2021年分の資料を移設した際、広島カスタマーセンターエリアにおける2021年4月分、岡山カスタマーセンターエリアの2021年4月および5月分を紛失していることが判明した。

これら資料には、顧客1万3772人分のクレジットカードの名義、契約番号、カード会社、ブランド名などが記載されていた。ただし、クレジットカードの番号は含まれていないとしている。

同資料を保管していた同社広島カスタマーセンターの執務室は、オートロックによる施錠管理を行っており、入室は登録した従業員や業務委託先に限られ、監視カメラのデータからも資料を持ち出す様子は確認されなかったという。

同社では、事務所内で誤って廃棄した可能性が高いと説明。対象となる顧客に書面による謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2022/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
介護老人保健施設の利用者情報、送迎中に紛失か - 生駒市
高校生徒の個人情報含む書類が飛散、1枚未回収 - 東京都
納付済通知書を紛失 - 廃棄書棚の搬出時に飛散か - 京丹後市
学生の個人情報含むPCを電車内で紛失 - 関東学院大
県立高で個人情報含むPC紛失、什器更新時に誤廃棄か - 神奈川県
公金収納に関する個人情報含む書類を誤廃棄 - JA新いわて
顧客情報の盗難や紛失など事故2件を公表 - 住友不動産販売
顧客情報含む書類の盗難および紛失事故3件を公表 - 住友不動産販売