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「GitLab」にアカウント奪取が可能となる脆弱性 - 早急に更新を

同社では、インスタンスの管理者向けに脆弱性「CVE-2022-1162」の影響を受けるユーザーアカウントを特定するためのスクリプトも用意。対象となるアカウントを特定した場合は、パスワードをリセットすることを推奨している。

またSaaSサービスとして提供している「GitLab.com」についてはアップデートを適用済みであると説明。

同社調査において侵害の兆候は確認されていないが、予防措置として一部のユーザーに対してパスワードのリセットを実行したという。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-0740
CVE-2022-1099
CVE-2022-1100
CVE-2022-1105
CVE-2022-1111
CVE-2022-1120
CVE-2022-1121
CVE-2022-1148
CVE-2022-1157
CVE-2022-1162
CVE-2022-1174
CVE-2022-1175
CVE-2022-1185
CVE-2022-1188
CVE-2022-1189
CVE-2022-1190
CVE-2022-1193

(Security NEXT - 2022/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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