Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、画像や動画処理製品向けにセキュリティアップデート

Adobe Systemsは、同社の画像や動画編集ソフトのセキュリティアップデートを公開した。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて「Adobe After Effects」「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」のセキュリティアップデートをリリースしたもの。Windows版、macOS版のいずれも影響を受ける。

「Adobe After Effects」では、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性4件について修正した。「Adobe Illustrator」では、3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性1件を修正している。

これら脆弱性は悪用されるとコードを実行されるおそれがあり、いすれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.8」とレーティングされている。

また「Adobe Photoshop」では、重要度が3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とされるメモリリークの脆弱性1件を修正した。

同社では適用優先度をともに3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処