Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【更新あり】Google、「Chrome 98.0.4758.102」を公開 - 一部脆弱性はすでに悪用報告も

Googleは、Windows、macOS、Linux向けに同社ブラウザの最新版となる「Chrome 98.0.4758.102」をリリースした。

同バージョンは、セキュリティに関する11件の修正を実施したセキュリティアップデート。CVEベースで8件の脆弱性に対処した。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていないが、一部脆弱性はすでに悪用が確認されているという。

7件については、重要度が2番目に高い「高(High)」とレーティングされている。ファイル管理において明らかとなった「CVE-2022-0603」をはじめ、5件は解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性。

なかでもアニメーション処理に明らかとなった「UAF」の脆弱性「CVE-2022-0609」については悪用の報告を複数受けているという。

またタブグループにおいてヒープバッファオーバーフローが生じるおそれがある「CVE-2022-0604」や、「Mojo」において整数オーバーフローが生じるおそれがある「CVE-2022-0608」を解消した。

このほか、「中(Medium)」とされる脆弱性1件を修正している。今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-0603
CVE-2022-0604
CVE-2022-0605
CVE-2022-0606
CVE-2022-0607
CVE-2022-0608
CVE-2022-0609
CVE-2022-0610

記事更新のお知らせ:「CVE-2022-0609」の悪用に関する内容を加筆しました

(Security NEXT - 2022/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

HPE Crayスーパーコンピューターに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.37」で独自修正した脆弱性を追加 - 評価の逆転現象も
国家関与の攻撃グループ、早期より「VMware Horizon」「UAG」の「Log4Shell」を標的に
Google、「Chrome 103」をリリース - 重要度「「クリティカル」の脆弱性に対処
独自の脆弱性修正含む「Microsoft Edge 103.0.1264.37」が公開
「OpenSSL」にスクリプトインジェクションの脆弱性 - アップデートが公開
攻撃者視点でネットワークをテストするサービス - ユービーセキュア
テキストエディタ「vim」に深刻な脆弱性 - パッチがリリース
SVG形式を変換するNode.jsパッケージに複数の脆弱性
Foxit、複数脆弱性を解消した「Foxit PhantomPDF 10.1.8」を公開