Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例セキュリティパッチを公開 - 脆弱性48件に対応

マイクロソフトは、2月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。48件の脆弱性に対処している。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて月例セキュリティ更新プログラムをリリースしたもの。

今回のアップデートでは、「Windows」や「Office」をはじめ、「Microsoft Dynamics」「Hyper-V」「Power BI」「Microsoft Windows Codecs Library」「SQL Server」「Roaming Security Rights Management Services」「Azure Data Explorer」「Visual Studio Code」などに明らかとなった脆弱性を修正した。

CVEベースで48件の脆弱性に対応しており、最大重要度を見ると、いずれも4段階中、2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」におけるベーススコアを見ると、35件が「7.0」以上となるが、「9.0」以上と評価された脆弱性はなかった。

(Security NEXT - 2022/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消