Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco製ルータ「RVシリーズ」に複数の脆弱性 - コード実行など深刻な影響

また「RVシリーズ」のウェブ管理インターフェイスに権限昇格の脆弱性「CVE-2022-20700」が判明。CVSS基本値は「10.0」と最高値となっており、同じく権限昇格の脆弱性である「CVE-2022-20701」も「9.0」と評価されている。

さらに署名検証をバイパスされるおそれがある脆弱性「CVE-2022-20703」が判明しており、CVSS基本値は「9.3」とレーティングされている。

脆弱性の判明を受けて同社は「RV345シリーズ」「RV340シリーズ」向けにファームウェアのアップデート「1.0.03.26」を提供。「RV260シリーズ」「RV160シリーズ」に対しては2月中にアップデートをリリースする予定だという。

今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-20699
CVE-2022-20700
CVE-2022-20701
CVE-2022-20702
CVE-2022-20703
CVE-2022-20704
CVE-2022-20705
CVE-2022-20706
CVE-2022-20707
CVE-2022-20708
CVE-2022-20709
CVE-2022-20710
CVE-2022-20711
CVE-2022-20712
CVE-2022-20749

(Security NEXT - 2022/02/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開