Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

主要Linuxディストロに脆弱性「PwnKit」 - 実証コードも

Qualysでは、検証を行ったディストリビューション以外も、Linux以外のUNIX系OSを含めて広く影響を受けるとみている。Red Hatでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを「7.8」と評価した。

脆弱性を修正したアップデートは、1月25日より配布が順次開始されており、すぐにアップデートできない場合も、一時的な緩和策がアナウンスされている。

すでに脆弱性の詳細が明らかとなり、実証コードも公開されているため、今後脆弱性の悪用が広がる可能性もあり、注意が必要だ。

(Security NEXT - 2022/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消