Zohoの端末管理製品に深刻な脆弱性 - バグ報奨金制度通じて報告
Zohoが提供するエンドポイント管理ソリューション「Zoho ManageEngine Desktop Central」「同MSP」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートがリリースされている。
認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2021-44757」が明らかとなったもの。悪用されると、リモートからサーバのデータを窃取されたり、任意のzipファイルを書きこまれるおそれがある。
同社のバグバウンティプログラムを通じて外部のセキュリティ研究者より報告を受け、明らかになったという。
両製品に関しては2021年12月に「CVE-2021-44515」を修正しており、悪用も確認されているが異なる脆弱性のため注意が必要。
同社では1月17日に脆弱性「CVE-2021-44757」へ対処したアップデート「同10.1.2137.9」をリリース。最新バージョンへ更新するよう利用者に呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/01/20 )
ツイート
PR
関連記事
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース
海外拠点を直接支援するセキュサービスを拡充 - KDDIとラック
「PowerDNS Recursor」にDNSキャッシュポイズニングの脆弱性
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ