Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」「VMware Horizon Client」にサービス拒否の脆弱性

「VMware Workstation」「VMware Horizon Client for Windows」において、サービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

両製品に含まれるコンポーネント「Cortado ThinPrint」の「TrueTypeフォント」を処理するパーサーにサービス拒否の脆弱性「CVE-2022-22938」が明らかとなったもの。非公開で同社に対して報告があり、判明した。

脆弱性を悪用されると仮想マシンやリモートデスクトップより、ホストマシンで実行されている「Thinprintサービス」でサービス拒否を引き起こすことが可能だという。

同社では脆弱性を4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティング。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.0」と評価されている。

同社では「VMware Workstation 16.2.2」および「Horizon Client 5.5.3」をリリース。利用者に対してアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み