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「VMware Workstation」「VMware Horizon Client」にサービス拒否の脆弱性

「VMware Workstation」「VMware Horizon Client for Windows」において、サービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

両製品に含まれるコンポーネント「Cortado ThinPrint」の「TrueTypeフォント」を処理するパーサーにサービス拒否の脆弱性「CVE-2022-22938」が明らかとなったもの。非公開で同社に対して報告があり、判明した。

脆弱性を悪用されると仮想マシンやリモートデスクトップより、ホストマシンで実行されている「Thinprintサービス」でサービス拒否を引き起こすことが可能だという。

同社では脆弱性を4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティング。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.0」と評価されている。

同社では「VMware Workstation 16.2.2」および「Horizon Client 5.5.3」をリリース。利用者に対してアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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