複数職員が個人メアドに資料送付、スペルミスで第三者へ - 新潟県
新潟県において、職員が個人で利用するメールアドレスに無許可で資料を送信しようとし、誤ったメールアドレスを指定したことで情報が外部に流出する事故が相次いで発生したことがわかった。
同県によれば、長岡地域振興局農林振興部では11月26日15時半過ぎに職員が上長の許可なく、外部より受信した個人情報を含むメールを個人で利用するGmailのメールアドレスへ転送。ドメイン部分を「gmai.com」と入力してしまったため、無関係の第三者に送信してしまったという。
情報セキュリティ担当部署より指摘があり、翌27日13時半ごろ問題が発覚した。メールには、個人名や個人メールアドレスなど個人情報1件が含まれる。
また26日23時過ぎには交通政策課の職員が自宅で書類をチェックするため、無許可で法人1社に関する概算収支の状況が記載された資料を私用のメールアドレスへ送信しようとしたが、同じくドメインを「gmai.com」と記載して送信したという。翌27日8時ごろ、メールが届いていないことでミスに気がついた。
(Security NEXT - 2021/11/29 )
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