Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メアドを入力ミス、第三者にメールを誤送信 - 新潟県

新潟県は、業務に関するアンケートの結果などを関係者にメールで送信した際、誤って第三者に送信するミスがあったことを明らかにした。

同県によれば、十日町地域振興局農業振興部より11月9日、10日に関係者9人へメールを送信した際、関係者1人のメールアドレスについて入力を誤り、2回にわたり第三者へ送信する事故が発生したもの。サーバによる宛先不明のリターンメールは届いておらず、第三者に届いたと見られる。

誤送信したメールには、氏名、性別、年代、集落など41件の個人情報が記載されたアンケート結果のほか、アンケート関係資料や打ち合わせメモに氏名が10件、「BCC」に入力しなかったことによる関係者のメールアドレス1件が含まれる。

本来の送信先である関係者よりメールが届いていないとの連絡があり、同月12日に誤送信へ気がついた。送信先は個人のフリーメールアドレスでユーザー部分のスペルを誤っていたという。誤送信先に削除を依頼しているが、連絡が取れない状況となっている。

同県では翌13日にアンケートの回答者などに謝罪を行った。同県では、教育の徹底や複数による確認の徹底、BCCによる送信などを徹底し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施