DMMをかたるフィッシング、本人確認装い偽サイトへ誘導
フィッシング対策協議会は、DMMのユーザーを標的としたフィッシング攻撃が発生しているとして注意を呼びかけた。
同協議会によれば、問題のメールは同社を装い「本人確認のお願い」といった件名で送信されているという。
メールの本文は、プライバシーポリシーの改定にともない本人確認が必要などと騙す内容で、24時間以内に実施しないとアカウントを停止するなどと不安を煽り、偽サイトへ誘導していた。
誘導先のフィッシングサイトでは、メールアドレスとパスワードにくわえて、クレジットカード情報を詐取。少なくとも6件のURLが悪用されていたことがわかっているが、いずれの偽サイトも「HTTPS」を利用している。
同協議会では11月17日の時点でフィッシングサイトの稼働を確認しており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼した。
今後も類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/11/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区
フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース