Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オレンジリボン運動の公式サイトが改ざん被害

児童虐待防止を訴える「オレンジリボン運動」の公式サイトがサイバー攻撃を受けたことがわかった。安全を確認しつつ順次復旧を進めている。

同運動を主催する児童虐待防止全国ネットワークによれば、11月11日14時ごろに攻撃を受けた可能性があることを把握。調査を行ったところ、サイトに不審なファイルが設置されていることが判明したもの。

サイトの公開を停止するとともに管理パスワードを変更。攻撃対象となったコンテンツマネジメントシステム(CMS)を閉鎖した。影響について調査を進めているという。

同団体では原因を特定したとしており、安全を確認しつつ順次復旧するとしており、当面の間は簡易版ウェブサイトで運用する予定。

またオリジナルグッズの販売サイトに関しては、外部サービスで運営しており、影響はないとしている。

(Security NEXT - 2021/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県