Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Citrix ADC」などにサービス拒否に陥る脆弱性

Citrix Systemsは、「Citrix Application Delivery Controller(ADC)」「Citrix Gateway」「Citrix SD-WAN WANOP」向けにセキュリティアップデートをリリースした。

リソースの枯渇によりサービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2021-22955」や、ウェブベースの管理画面やAPIなどが一時的に利用できなくなる「CVE-2021-22956」が明らかとなったもの。

「CVE-2021-22955」については、「Citrix ADC」「Citrix Gateway」が影響を受け、同社は重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「CVE-2021-22956」については、「Citrix ADC」「Citrix Gateway」「Citrix SD-WAN WANOP」に影響があり、重要度は「低(Low)」とした。

同社は脆弱性を修正したアップデートをリリース。利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意