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職員が公文書を持ち帰り、家庭ゴミとして処分 - 相模原市

神奈川県相模原市は、向陽こどもセンターの職員が個人情報含む公文書を自宅に持ち帰り、家庭ゴミとして捨てていたこと明らかにした。収集事業者が回収し、詳細について調査を進めている。

同市によれば、10月19日に職員が同センターより公文書を持ち帰り、家庭ゴミとして自宅近くのゴミ集積所に捨てていたことが判明したもの。不透明の袋で捨てられており、収集事業者が回収できるゴミか確認したところ、同市の関連書類を発見。10月26日に同市へ届けた。

同市が廃棄された4袋を回収し、中身を確認したところ、1袋は紙ゴミやファイルだったが、3袋より公文書を確認。児童の名簿など個人情報が記載された書類が含まれていることが判明した。

同市では、廃棄されていた公文書の件数や含まれる個人情報の内容など詳細について調査を進めており、今後対象となる職員に対しても聞き取り調査などを実施し、持ち出して廃棄した背景などを調べる。

こどもセンターでは、書類を年度ごとに管理しており、通常1年間施設で保管した後、毎年5月に同市が回収して溶解処分を行っているが、処分に漏れた文書を自宅に持ち帰り、廃棄しようとした可能性があるという。

(Security NEXT - 2021/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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