Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

検査の動画データなど含むバックアップ用HDDが所在不明 - 半田病院

半田市立半田病院は、造影超音波検査のデータが保存された外付けハードディスクが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、超音波診断装置のバックアップに用いていた外付けハードディスクの所在がわからなくなっているもの。10月11日に職員がデータのバックアップを行おうとしたところ、紛失していることが判明した。

内部には2017年11月13日から2019年7月16日までに検査を行った造影超音波検査の動画データ243件が保存されていた。ローマ字表記の氏名、年齢、性別、患者ID、検査日時など患者156人分の個人情報が含まれる。

約1年前の2020年10月23日にワイヤーで固定されたハードディスクが確認されているが、以降の所在がわからないという。

同院では院内を探索するとともに関係者へ聞き取りを行ったが発見されず、警察へ届けた。対象となる患者に対して経緯を説明するとともに謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀