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VMware、「vRO」など複数製品の脆弱性を修正

VMwareは、「VMware vRealize Orchestrator」をはじめ、同社複数製品の脆弱性を公開し、アップデートをリリースした。

具体的には、「VMware vRealize Orchestrator」に関するオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2021-22036」を修正。

さらに「VMware vRealize Log Insight」におけるCSVインジェクションの脆弱性「CVE-2021-22035」や「VMware vRealize Operations」におけるサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2021-22033」に対処した。

脆弱性の重要度を見ると、「CVE-2021-22035」「CVE-2021-22036」は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「6.5」と評価されている。「CVE-2021-22033」は重要度がもっとも低い「低(Low)」でCVSS基本値は「2.7」。

同社は各製品に向けてアップデートをリリース。またあわせて影響を受ける「VMware Cloud Foundation」「vRealize Suite Lifecycle Manager」などに対しても一部準備中とされているが、修正を実施している。

(Security NEXT - 2021/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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