Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

eコマース事業者向け情報サイトでアカウント情報が流出 - 原因は調査中

eコマース事業者向け情報サイト「ECのミカタ」において、2018年10月12日までに登録されたログイン用メールアドレスとハッシュ化されたパスワードが外部に流出したことがわかった。

2018年10月12日まで登録された同サイトの会員や契約企業のログインに用いるメールアドレスやハッシュ化したパスワード1万3756件が外部に流出したもの。

7月12日に一部メディアより指摘があり、外部事業者が調査を行ったところ判明したという。流出の経路や原因はわかっておらず、調査を進めているという。

外部メディアが入手したいきさつや、外部への流出状況、他データの流出の可能性なども明らかにしていない。同社に取材を求めているが、コメントは得られていない。

今回の問題を受けて全ユーザーのパスワードについてリセットを実施。他サイトで同じアカウント情報の使い回しなどを行っている場合は、変更するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
写真教室参加希望者宛のメールで誤送信 - 宮城県東北歴史博物館
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ