顧客アカウント情報が外部流出、SQLi攻撃で - 日本ケミカルデータベース
化学物質や法規制などのデータベース事業などを展開する日本ケミカルデータベース(JCDB)が不正アクセスを受け、顧客のメールアドレスやパスワードが流出したことがわかった。
同社によれば、個人顧客のメールアドレスおよびログインパスワード1652件のほか、企業のメールアドレス166件が外部に流出したもの。
7月5日にウェブサイトが不正アクセスを受けた可能性があることへ気が付き、調査を行ったところ、ウェブサイトにある試用体験ページの検索欄からSQLインジェクション攻撃を受けていたことが判明した。マルウェアによる被害などは確認されていないとしている。
同社では、アカウント情報が流出した顧客に対してメールで個別に謝罪するほか、あらたなパスワードを通知。警察や個人情報保護委員会へ報告を行った。
(Security NEXT - 2021/07/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
