Citrixの仮想デスクトップ製品に権限昇格の脆弱性
Citrix Systemsは、デスクトップやアプリ環境の仮想化製品「Citrix Virtual Apps and Desktops」「Citrix XenApp」「Citrix XenDesktop」の脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースした。
これら製品においてアクセス制御の不備があり、権限の昇格が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2021-22928」が明らかとなったもの。
「Citrix Profile Management」「Citrix Profile Management WMIプラグイン」がインストールされており「Windows VDA」にアクセスする権限があるユーザーによって、「Windows VDA」上のSYSTEM権限を取得されるおそれがある。
同社では同脆弱性を解消するホットフィクスを用意。影響を受ける環境に対し、できるだけ早く適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/07/14 )
ツイート
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
