Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバや端末など25台でランサム被害 - 摂津金属工業

19インチラックなどの製造を手がける摂津金属工業は、パソコンとサーバあわせて25台がランサムウェアに感染したことを明らかにした。

同社によれば、同社にあるサーバ18台のうち14台や、185台あるパソコンのうち11台がランサムウェア「Avaddon」に感染したもの。

5月10日に出退勤システムのサーバがダウンしていることを確認。翌5月11日に事態を公表するとともに、サーバの被害状況や従業員が使用する端末のマルウェア感染について調べていた。

外部事業者によるマルウェア検体の解析は6月14日に終わり、ランサムウェア「Avaddon」による被害であることが判明。

攻撃グループは、直前となる同月11日に活動を停止し、復号キーを公開しており、同社ではこうした情報をもとにデータの復旧作業などを進めていた。システムは、6月28日の時点でほぼ復旧しているという。

(Security NEXT - 2021/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
一部情報の流出を確認、詳細を調査 - 長崎船舶装備
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起