「ヨドバシカメラ」を装うフィッシングに注意
大手家電量販店のヨドバシカメラが運営するオンラインショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」を装ったフィッシング攻撃が確認された。同社やフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
![20210520_ap_001.jpg](/images/2105/20210520_ap_001.jpg)
フィッシングメールの例(画像:フィ対協)
「アカウント再設定ページへの連絡」や「カード情報更新のお知らせ」などとして利用者をだますフィッシングメールが出回っているもの。ログインの確認やアカウントの凍結などを装うケースなどもあるという。
メールに記載されたリンクよりフィッシングサイトへ誘導しており、誘導先ではIDやパスワードのほか、氏名や性別、生年月日、住所、電話番号、クレジットカード情報などを入力させようとしていた。少なくとも10種類以上のURLが悪用されているものと見られる。
フィッシングサイトは、5月20日の時点で稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けて調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/05/20 )
ツイート
PR
関連記事
「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開