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「ヨドバシカメラ」を装うフィッシングに注意

大手家電量販店のヨドバシカメラが運営するオンラインショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」を装ったフィッシング攻撃が確認された。同社やフィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。

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フィッシングメールの例(画像:フィ対協)

「アカウント再設定ページへの連絡」や「カード情報更新のお知らせ」などとして利用者をだますフィッシングメールが出回っているもの。ログインの確認やアカウントの凍結などを装うケースなどもあるという。

メールに記載されたリンクよりフィッシングサイトへ誘導しており、誘導先ではIDやパスワードのほか、氏名や性別、生年月日、住所、電話番号、クレジットカード情報などを入力させようとしていた。少なくとも10種類以上のURLが悪用されているものと見られる。

フィッシングサイトは、5月20日の時点で稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けて調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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