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「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」を改訂 - 経産省

経済産業省は、企業がサイバーセキュリティの体制を構築し、人材を確保するための要点をまとめた「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」の改訂版を公開した。

同資料は、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン ver.2.0」の付録として用意された手引きで、セキュリティ体制の構築、予算や人材といったリソースの確保における要点をまとめたもの。おもに従業員数300人以上のユーザー企業を対象としているが、条件などを踏まえ、それ以外の企業でも活用できる。

具体的には、経営者のリーダーシップのもと進める「サイバーセキュリティリスク管理体制の構築」や、「サイバーセキュリティ対策のための資源確保」として、セキュリティ人材の確保や育成計画、教育プログラム、試験、資格などの活用などを解説している。

今回公開した改訂版となる「同第1.1版」では、人材確保の方法や、ユーザー企業においてスキルの習得に活用できる資格制度、人材育成のイメージなど、コンテンツを拡充した。

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「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」の構成内容

(Security NEXT - 2021/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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