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PCR検査の受検者情報を委託先が紛失、その後回収 - 大阪府

大阪府は、PCR検査における検体搬送業務の受託事業者が、受検者の個人情報を含む書類を紛失したことを明らかにした。書類は拾得者により警察へ届けられ、回収したという。

同府によれば、新型コロナウイルス感染症陽性者の濃厚接触者に対するPCR検査において、検体採取容器を届け、検体を回収、搬送するバイク便事業者が、4月7日に検体の回収や搬送を指示する指示書の写しを一時紛失したもの。指示書には、PCR検査の受検者3人に関する氏名、住所、電話番号が記載されていた。

バイク便事業者は、保健所の職員から検体採取容器などとともに指示書の写しを受け取ったが、バイクの荷物ケースの上に置いた状態のまま出発し、紛失したものと見られる。翌8日、保健所に指示書が遺失物として届けられたとの連絡が警察からあり、一時紛失していたことが判明した。

指示書の内容は、事前に業務用スマートフォンへ入力していたため、搬送業務への直接的な影響はなかったという。保健所では警察より指示書の写しを回収。対象となる受検者に対し、電話により経緯の説明や謝罪を行った。

これまでバイク便事業者に手渡す指示書の写しについては、使用後に回収などを行っておらず、バイク便事業者側で処分を行っていた。今後は、搬送事業者に指示書の写しは手渡さず、パスワード設定された業務用スマートフォンに指示内容を入力し、搬送終了後に保健所の職員の確認のもと、スマートフォンから個人情報を削除する運用に変更した。

(Security NEXT - 2021/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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