Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングで悪用されたブランド数が過去最多 - 報告やURLも大幅増

3月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングメールの報告件数やURLは、2月を大幅に上回った。悪用されたブランドは過去最多を記録している。

3月の1カ月間に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告は、4万3423件。2月は3万949件となり、4万3972件で過去最多だった1月から一時減少を見せたが、3月は再び増加して1月に次いで報告数が多い月となった。1日あたり約1400.7件の報告が寄せられた計算となり、前月の1105.3件から26.7%増となる。

フィッシングに悪用されたURLに関しても、前月の4538件から約21%増加し、5495件となった。2020年9月の6686件には及ばないが、再び5000件台半ばまで増加しており、予断を許さない状況だ。

悪用されたブランドは、前月の59件から69件へと増加。調査開始以降、最多となった。クレジットカードブランドをかたるフィッシングが引き続き多く、クレジットや信販関連など18件、金融機関で5件のブランドが悪用された。

20210405_ap_001.jpg
フィッシングの報告件数およびURL件数の推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2021/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2022」を発表 - 「ゼロデイ攻撃」が新規ランクイン
インシデント件数、前四半期から1割増 - 「マルウェアサイト」は3.4倍に
フィッシング報告が過去最多、6万件超 - 2年前の約7.7倍に
11月はEC関連フィッシングサイトが前月比1.5倍に
国の行政機関メルマガ、「DMARC」対応1割届かず - 設定不備が4割弱
11月のフィッシング攻撃、「報告件数」「URL件数」ともに高水準
10月は通信キャリアを装うフィッシングサイトが前月比3.6倍に
スマホ利用者2割がセキュリティに不安 - MMD調査
HTTPS通信の脅威遮断、前年比3.1倍に - 約9割がマルウェア
9月はECサイト装うフィッシングサイトが2.7倍に