メールアカウントに不正アクセス、情報流出の可能性 - 遺伝子解析ベンチャー
遺伝子解析サービスなどを手がける生物技研は、従業員のメールアカウントが不正アクセスを受けたことを明らかにした。迷惑メールが送信されたほか、受信メールが外部に流出した可能性がある。
同社によれば、従業員のメールアカウントが不正アクセスを受けたもので、脆弱なパスワードを設定していたことが原因と見られている。
2月25日1時15分前後や、3月9日23時45分から10日0時半ごろにかけて、同社とのやり取りしたメールが引用される形で外部のメールアドレスより迷惑メールが送信された。
また今回の不正アクセスにより、メールサーバに残っていた2月16日から24日、同月26日から3月2日に受信した約2500件のメールが外部に流出した可能性があるという。
流出対象となるメールにおいて、どのような情報が含まれていたかは明らかにされていない。同社に取材を求めたが、「関係者のみ対応している」としてコメントは得られなかった。
(Security NEXT - 2021/03/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
データ分析ツール「Apache Kylin」に認証回避の脆弱性
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
一部サーバでランサム被害、データ転送量は限定的 - HAホールディングス
「Zabbix」のWindows向けエージェントに権限昇格の脆弱性
「Oracle E-Business Suite」が標的に - 更新や侵害状況の確認を
Red HatのGitLab環境が侵害 - サプライチェーンへの影響なし
先週注目された記事(2025年9月28日〜2025年10月4日)
【特別企画】国内外専門家が集うインテリジェンスサミット - 非公開の最新脅威情報も
ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県