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顧客情報流出の可能性 - オリエンタルランドが調査委員会を設置

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、両アミューズメントパークの年間パスポート保有者に関わる個人情報が社外に流出している可能性があるとして、現状況と今後の対応について発表した。

同社によれば、2004年12月23日以降、年間パスポートを保有している顧客ならびに過去に保有していた顧客より、「不審な電話がかかってきた」という連絡が数件あったという。また12月29日には、同社に対し、同パスポート保有者の氏名などを例示しながら、個人情報の入手をほのめかす不審な電話があった。

今回の状況を踏まえ、同社では何らかの形で顧客情報が外部に流出している可能性があると判断、調査委員会を設置して原因究明を進めているという。しかし現時点では原因の特定にはいたっていない。また顧客に対しては、特別相談窓口を設けて問い合わせに対応するとしている。

(Security NEXT - 2005/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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