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Citrix製仮想デスクトップに複数の脆弱性 - 権限昇格のおそれ

仮想デスクトップ製品「Citrix Virtual Apps and Desktops」「Citrix XenDesktop 7.6」「同7.15」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

システム権限でコマンドの実行が可能となる権限昇格の脆弱性「CVE-2020-8269」「CVE-2020-8283」や「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-8270」が含まれていることが明らかとなったもの。

特定環境において脆弱性を悪用された場合、「Windows Virtual Desktop Access」で認証されたユーザーにより、システム権限でコードを実行されるおそれがある。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをいずれも「8.8」と評価し、「高(High)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正したバージョンを公開しており、利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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