Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アーカイブファイル扱うPEARライブラリに脆弱性 - 「Drupal」も影響

PEARライブラリ「Archive_Tar」に複数の脆弱性が判明した。同ライブラリを利用する「Drupal」なども影響を受けるという。

同ライブラリにおいて、アンシリアル化処理における脆弱性「CVE-2020-28948」や、ストリームラッパーの処理における「CVE-2020-28949」などファイル名の処理に関する2件の脆弱性が判明したもの。いずれも実証コード(PoC)が公開されており、修正版がリリースされている。

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、同ライブラリをコア部分に利用しており、「.tar」「.tar.gz」「.bz2」「.tlz」などのファイルを扱う場合に影響があり、脆弱性を悪用されるとPHPコードを実行されるおそれがあるとしてアドバイザリを公開した。

脆弱性の重要度は、5段階中、上から2番目にあたる「クリティカル(Critical)」とレーティング。アップデートとなる「Drupal 9.0.9」「同8.9.10」「同8.8.12」「同7.75」をリリースした。

11月下旬にもアップデートを公開したばかりだが、開発チームは異なる脆弱性であると強調。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、4月の月例アップデートを公開 - CVSS基本値「9.9」のRCE脆弱性も
スマホアプリ「ぐるなび」に脆弱性 - 任意サイトへの誘導に悪用されるおそれ
「Chrome 89.0.4389.128」で脆弱性2件を修正 - いずれもエクスプロイトの報告あり
「Adobe Bridge」や「Photoshop」など複数Adobe製品に深刻な脆弱性
MS、月例セキュリティ更新で脆弱性108件に対応 - 一部でゼロデイ攻撃も
NEC製ルータ「Atermシリーズ」の複数製品に脆弱性
「Okta Access Gateway」にコマンドインジェクションの脆弱性
「Cisco SD-WAN vManage」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
一部シスコ製小規模向けVPNルータに深刻なRCE脆弱性
制御システム監視制御ソフト「ScadaBR」に脆弱性