学習管理アプリに外部連携の「APIキー」がハードコード - キーの無効化やアップデートを実施
スタディプラスが提供するスマートフォンアプリ「Studyplus」に外部サービスのAPIキーがハードコードされていたことがわかった。キーの無効化など対策を講じたという。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリのiOS版、Android版において、外部サービスとの連携に利用する「APIキー」がハードコードされている脆弱性「CVE-2020-5667」が明らかとなったもの。
同脆弱性は、佐藤竜氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
直接製品利用者が影響を受けることはないが、「APIキー」が悪用されるおそれがあるため、同社では対象となる「APIキー」を無効化するとともに、アプリ内から「APIキー」を削除したアップデートをリリースした。脆弱性の悪用は確認されていないという。
(Security NEXT - 2020/11/06 )
ツイート
PR
関連記事
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意