「VMware Horizon」のクライアントにサービス拒否の脆弱性
「VMware Horizon Client for Windows」に脆弱性が明らかとなり、VMwareは脆弱性を修正するアップデートをリリースした。
ファイルシステムにおいてアクセス制御に起因するサービス拒否の脆弱性「CVE-2020-3991」が明らかとなったもの。インストール時のシンボリックリンクに対する攻撃によって、管理者特権のファイルを上書きすることが可能となり、サービス拒否が生じるおそれがあるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3」によるスコアは「5.9」で、重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。
同社は脆弱性を修正した「同5.5.0」をリリースし、利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/10/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ
「Azure」や「MS 365 Copilot BizChat」に深刻な脆弱性 - 対応は不要
「HashiCorp Vault」のLDAP認証で多要素認証バイパスのおそれ
「Dell PowerProtect Data Domain」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」