トレンドマイクロの複数製品に脆弱性 - 順次更新を実施
また同社のコンシューマー向けセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスタークラウド」に複数の脆弱性が明らかとなった。
同製品のドライバに、域外のメモリを読み込み、クラッシュするおそれがある脆弱性「CVE-2020-15603」が存在。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは、「6.0」とレーティングされている。
また同製品のインストーラに同一ディレクトリにある意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2020-15602」についても明らかとなった。インストールされた製品については脆弱性の影響を受けない。同社では脆弱性を修正するアップデートやインストーラーを用意している。
いずれの脆弱性も同社が周知を目的にJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、公開にあたり同センターが調整を実施した。
(Security NEXT - 2020/08/07 )
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関連リンク
- トレンドマイクロ:ウイルスバスター クラウドの脆弱性について(CVE-2020-15603)
- トレンドマイクロ:ウイルスバスター クラウドの脆弱性について(CVE-2020-15602)
- トレンドマイクロ:ルートキット対策ドライバの入力の妥当性検証に関する脆弱性(CVE-2020-8607)について
- JVN:トレンドマイクロ株式会社製のウイルスバスタークラウドのドライバに境界外読み込みの脆弱性
- JVN:トレンドマイクロのウイルスバスタークラウドのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性
- JVN:トレンドマイクロのルートキット対策ドライバに入力値検証不備の脆弱性
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