Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 78.0.2」が公開 - フレーム設定をバイパスできる脆弱性を修正

Mozilla Foundationは、脆弱性やバグの修正を行ったブラウザの最新版「Firefox 78.0.2」をリリースした。

今回のアップデートでは、「X-Frame-Options」による設定をバイパスし、許可していない場合にもオブジェクトやエンベッドタグによって他サイトのフレームが設置できる脆弱性を修正した。

脆弱性の重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。CVE番号については申請中で、7月9日の時点で採番されていない。

「Firefox 78.0.2」で修正した脆弱性は上記の1件のみで、そのほか3件のバグに対処したという。

(Security NEXT - 2020/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ