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RPCフレームワーク「Apache Dubbo」にRCE脆弱性

RPCフレームワーク「Apache Dubbo」にリモートより実行可能となる脆弱性が明らかとなった。アップデートがリリースされている。

「同2.7.6」および以前のバージョンに、認識されていないサービス名やメソッド名とともに細工したRPCリクエストを送信することが可能で、デシリアライズされると任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-1948」が明らかになったもの。重要度は「重要(Important)」とレーティングされている。

開発チームは、5月にリリースした「同2.7.7」で修正されているとし、同バージョン以降にアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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