macOSにアップデート - iOS脆弱性の修正とあわせて公開
Appleは、同社スマートデバイス向けOSにおいてコードの実行が可能となる脆弱性が明らかとなり、アップデートを公開したが、あわせてmacOS向けのアップデートをリリースした。
問題の脆弱性「CVE-2020-9859」は、「iOS」のローカル環境において、コードの実行が可能となる脆弱性。すでにジェイルブレイク(脱獄)ツールが公開されている。
Appleでは、スマートデバイス向けに脆弱性へ対処した「iOS 13.5.1」「iPadOS 13.5.1」を公開。あわせて同脆弱性への追加的な処置としてmacOS向けにアップデート「macOS Catalina 10.15.5 Supplemental Update」「Security Update 2020-003 High Sierra」をリリースした。
(Security NEXT - 2020/06/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも