「iOS 13.5.1」など公開 - 脱獄可能となる脆弱性を修正
「iOS」においてコードの実行が可能となる脆弱性が見つかった問題で、Appleはアップデートをリリースし、脆弱性を修正した。
ローカル環境において、カーネルの権限で認証なしに任意のコードが実行可能となる脆弱性「CVE-2020-9859」が明らかとなり、対処したもの。
Appleでは、5月20日に「iOS 13.5」「同12.4.7」をリリースしたばかりだが、いずれも同脆弱性の影響があり、これらOSにも対応したジェイルブレイク(脱獄)ツール「unc0ver 5.0.1」が公開されている。
Appleでは、6月1日に急遽「iOS 13.5.1」「iPadOS 13.5.1」をリリースし、脆弱性に対処した。今回のアップデートで対応した脆弱性は「CVE-2020-9859」のみとなっている。
(Security NEXT - 2020/06/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正