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Arubaの認証基盤「ClearPass Policy Manager」に深刻な脆弱性

また管理者権限を持つユーザーによってリモートでコードを実行されるおそれがある「サーバーサイドインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-7111」も判明した。「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.2」と評価されている。

そのほか、格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2020-7110」や、HTTPパケットのパラメータ改ざんによるアカウント侵害の脆弱性「CVE-2020-7113」なども明らかとなった。いずれもバグバウンティプログラムを通じて報告されたという。

同社では、「同6.9.0」「同6.8.1」「同6.7.10」でこれら脆弱性を修正。同バージョン以降にアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2020/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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