Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Arubaの認証基盤「ClearPass Policy Manager」に深刻な脆弱性

Hewlett Packard Enterprise傘下のAruba Networksが提供する認証基盤システム「ClearPass Policy Manager」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。深刻なものも含まれる。

同製品は、有線や無線、VPNをはじめ、アクセス制御などを行うマルチベンダーに対応した認証プラットフォーム。「CVE-2020-7114」をはじめ、4件の脆弱性が明らかとなった。

今回明らかとなった脆弱性のうち、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる「CVE-2020-7114」は、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」とレーティングされている。

管理インタフェースと同じネットワークセグメントより悪用が可能となる脆弱性で、細工したパケットにより、同製品のデータベースを改ざんされるおそれがある。

(Security NEXT - 2020/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み