Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

キヤノン、ESET製EDRのMSSを開始 - SOCはBBSecが提供

キヤノンマーケティングジャパンは、「EDR運用監視サービス」を5月8日より提供開始する。

今回開始するのは、エンドポイント上の疑わしい動きを検出、分析調査できるESET製EDR「ESET Enterprise Inspector」の運用や監視を提供するマネージドセキュリティサービス。

提供にあたってはブロードバンドセキュリティと協業。BBSecのセキュリティオペレーションセンターよりフルタイムで製品のアラートを監視、分析して危険度に応じて通知する。

インシデント発生時は、ネットワークから端末を隔離したり、不正なプロセスを強制的に停止するなど初動対応を支援。月次レポートを提供する。またオプションで詳細調査や報告会などにも対応。

自社でSOCやCSIRTを保有する組織向けにサービスを絞り込んだエントリーサービスと、検知イベントの分析や隔離まで引き受けるスタンダードサービスをラインナップに用意。料金はそれぞれ1台あたり2300円/年、3800円/年から(税別)。ハードウェアやライセンス費用などは別途必要。

同社は、同サービスを含めたエンドポイントセキュリティ事業で、2021年に100億円の売上げを目指すとしている。

20200421_cm_001.jpg
サービスメニューの内容(表:キヤノンMJ)

(Security NEXT - 2020/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

個人情報保護スタンプにインク交換モデル - 新インク搭載
県税関連情報を第三者へ漏洩、電話照会への対応で - 長野県
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
公文書の誤廃棄で福祉事務所職員3人を処分 - 三重県
クレカセキュリティGLが改訂 - 2025年までに「EMV-3Dセキュア」原則導入
IPA、中小企業向けECサイトのセキュリティガイドラインを公開
ArubaのNAC製品に深刻な脆弱性 - 任意のユーザーを作成可能に
メール誤送信で資料請求者のメアド流出 - 放送大学
自転車売り場の防犯登録カード控を紛失 - 旧イオン横須賀店
サーバがランサム被害、内部に業務情報 - 放送映画製作所