「Docker Compose」と「Remote API」を接続するOSSに脆弱性
「Docker Compose」と「Docker Remote API」を接続する「docker-compose-remote-api」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。
同ソフトウェアは、「Docker Compose」と「Docker Remote API」を接続するオープンソースのソフトウェアで、npmパッケージなどで提供されている。
入力値の検証が行われておらず、コマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2020-7606」が存在。実証コードも公開されている。「同0.1.4」までのバージョンに影響があるが、アップデートはリリースされていない模様だ。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」。重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
(Security NEXT - 2020/03/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み