Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Linuxなどに含まれる「pppd」に脆弱性 - root権限でコード実行のおそれ

「pppd」は、オープンソースのTCP/IPのプロトコルスタックである「lwIP(lightweight IP)」にも採用されているが、デフォルトのインストーラやパッケージを用いた場合は、脆弱性の影響を受けないという。

ただし、コンパイル時に「EAP」を有効化している場合は脆弱性を含む可能性があるとして、セキュリティ機関では注意喚起を行っている。

20200306_jv_001.jpg
JVNが提供している国内ベンダーのステータス情報

(Security NEXT - 2020/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み