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実在個人情報から架空の個人情報を生成するシステムの最新版 - アグレックス

アグレックスは、実在の個人情報を架空のデータに変換する「個人情報秘匿システム」の最新版を発売した。

同製品は、実在する個人情報から、システムテスト用の架空の個人情報を作成するシステム。氏名や住所などの属性を保ったまま一定のルールに従って変換するため、システムの稼働テストに利用できる。

従来は姓名をあわせて変換していたが、今回発売となる最新版では、姓と名をそれぞれの単位ごとに変換することが可能で、まったく異なる姓名情報へ変換できるようになった。また住所情報変換の際、都道府県や市区郡など変換部分の指定が可能になったほか、テストごとに変換ルールを変更できる。

そのほか、ユーザーインターフェースの拡張やパフォーマンスの向上、UNIX、Linuxへの対応などを実現。最新版の提供に合わせ、必要な期間だけ利用できるレンタル提供を開始したほか、ファイル内に含まれる個人情報を検索する機能を追加した。

(Security NEXT - 2009/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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