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ネットワークカメラ向けアプリに認証不備の脆弱性

エクストランが提供するネットワークカメラ向けスマートフォンアプリ「ilbo」に、他利用者の映像を閲覧可能となる脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトは、リモートより移動式のネットワークカメラ「ilbo」を操作し、画像を閲覧できるスマートフォン向けアプリ。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリに認証不備の脆弱性「CVE-2020-5532」が含まれていることが明らかとなったという。

同脆弱性により、ログインできるユーザーによって、他ユーザーが使用する機器の映像を閲覧されるおそれがある。Android版、iOS版のいずれも影響を受ける。

同社はAndroid向けに「同1.1.8」、iOS向けに「同1.2.0」をリリース。セキュリティ機関では、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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