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NEC防衛部門の一部サーバに不正アクセス - 内部感染拡大を検知できず

同社グループでは、セキュリティ対策として未知のマルウェアについても検知するシステムを導入しているが、2016年12月以降に行われた攻撃による侵入と、内部への感染拡大を検知することができなかったという。

同社や外部事業者における調査で、情報流出などの被害は確認されていないとし、不正アクセスを受けたファイルに関連する顧客に対して、2018年7月以降、個別に事情を説明している。

同社は今回の問題を受け、サイバー攻撃の早期検知や対応体制、情報管理体制について強化し、再発防止に取り組みたいとコメントしている。

(Security NEXT - 2020/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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