NVIDIAのディスプレイドライバに複数脆弱性 - アップデートを提供
NVIDIAの「GPUディスプレイドライバ」や「Virtual GPU Manager」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。順次アップデートをリリースする。
権限の昇格やサービス拒否、情報漏洩など、あわせて9件の脆弱性が明らかとなったもの。
今回のリリースにおいて共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のスコアでもっとも高い値となったのは、権限昇格の脆弱性「CVE-2019-5690」および「CVE-2019-5691」で、いずれも「7.8」だった。
影響を受ける脆弱性は製品によって異なるが、同社は、Windows向けに「GeForce」「Quadro NVS」「Tesla」向けのアップデートをリリースした。
また「CVE-2019-5696」「CVE-2019-5697」「CVE-2019-5698」が判明した「Virtual GPU Manager」に関しては、11月18日の週にアップデートをリリースする予定。
(Security NEXT - 2019/11/08 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応