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「VMware ESXi」や「vCenter Server Appliance」などに脆弱性

VMwareが提供する「VMware vSphere ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」にサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。

3Dアクセラレーションにおけるシェーダー機能にサービス拒否の脆弱性「CVE-2019-5536」が明らかとなったもの。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のスコアは「6.3」で、重要度は4段階中上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングされている。

同社は、脆弱性へ対応した「ESXi670-201908101-SG」「ESXi650-201910401-SG」「Workstation 15.5.0」「Fusion 11.5.0」をリリース。利用者へ対応を呼びかけている。

また「VMware vCenter Server Appliance」において、機密情報漏洩の脆弱性「CVE-2019-5537」「CVE-2019-5538」が明らかとなった。

CVSSv3のスコアは「6.8」で、重要度は「中(Moderate)」。同社では、脆弱性を解消した「同6.7u3a」「同6.5u3d」をリリースしている。

(Security NEXT - 2019/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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