Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ColdFusion」に深刻な脆弱性、定例外でアップデート - 悪用は未確認

具体的には、脆弱なコンポーネント経由で生じるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2019-8073」や、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2019-8074」を解消。

また重要度が1段階低いが、セキュリティ対策を回避され、情報漏洩が生じるおそれがある「CVE-2019-8072」を修正した。いずれも悪用は確認されていないという。

すべてのプラットフォームに影響があり、同社は脆弱性を修正した「ColdFusion 2018 Update 5」「同2016 Update 12」をリリース。適用優先度は、3段階中2番目にあたる「2」としており、30日以内を目安にアップデートを実施するよう求めている。

20190925_as_002.jpg
脆弱性の影響を受ける「ColdFusion」のバージョン(表:Adobe)

(Security NEXT - 2019/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ