Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PHPの「Exif」処理に脆弱性 - バッファオーバーフロー生じるおそれ

PHPの開発チームは、複数の脆弱性へ対処した「PHP 7.3.8」「同7.2.21」「同7.1.31」を8月1日にリリースした。

これらアップデートは、セキュリティリリースとして公開されたもの。共通脆弱性識別子であるCVEが割り振られている脆弱性は2件となっている。

具体的には、画像のメタデータである「Exif」の処理において、ヒープバッファオーバーフローが生じるおそれがある「CVE-2019-11041」「CVE-2019-11042」を解消した。

そのほか複数のバグを修正。開発チームでは、各系統の利用者に対し、最新版へのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み