「WebLogic」に対する攻撃、国内でも多数観測
また脆弱性を実際に悪用する攻撃を観測したのは、PoCが公開される前日4月24日。「UNIX」環境におけるコマンドの実行を試みたものだった。
ただし、当初観測した攻撃では、マルウェアをダウンロードしたり、端末から情報を窃取する動きは見られず、脆弱性の存在を確認したり、動作を試すことが目的だったと見られている。
4月26日に入り、マルウェアへ感染させる攻撃を確認。「Windows」環境を狙ったもので、外部サイトからファイルをダウンロードさせ、仮想通貨「Monero」を発掘するコインマイナーをインストールさせようとしていた。
さらに4月30日には、「Mirai」と見られるボットに感染させようとする攻撃を観測。これ以外にも多数の攻撃を検知しているという。
(Security NEXT - 2019/05/14 )
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