Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング報告が3カ月連続増 - フリマアプリ狙う攻撃も

4月に寄せられたフィッシングの報告件数は前月を上回り、3カ月連続で増加した。URLに関してはやや減少したものの、依然として高い水準で推移している。

同月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告は2388件。前月の2352件から36件増加した。2月以降、3カ月連続で前月を上回っている。

悪用されたURLは1207件で、前月の1238件から31件減少したものの、1000件を下回っていた1年前と比較すると依然として高い水準で推移している。悪用されたブランド件数は40件で、前月と同数だった。

同月もこれまでの傾向を引き継ぎ、「Amazon」「Apple」をかたるフィッシングが多数報告されたという。

20190507_ap_001.jpg
フィッシング報告やURLの動向(発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2019/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「サイバーセキュリティ月間2024」がスタート - 「全員参加」を呼びかけ